モリンガ植林状況(2020年12月)
スオスダーイ!(こんにちは!)
今回はモリンガの植林・生育状況についての記事を書こうと思います。とはいえ、前回の植林状況報告の記事から2週間しか経っていないので、モリンガの大きさ等はほとんど変わっていません。もしかしたら、これが今年最後のモリンガ植林状況報告の記事になるかも!?では、確認していきましょう☺
前回の植林状況の記事はこちら!☟
モリンガの葉を食べているヤツがいる!?
Sさんから写真とともにあるメッセージが送られてきました。
モリンガの葉っぱが虫に食べられてしまったよ🦟
どうやらモリンガだけでなく、他にSさん一家が育てている野菜も虫に食べられてしまったようです。無農薬栽培だからこその弊害です・・・ちなみに送られてきた写真はこちら!☟
確かに拡大してみると虫食いになっている葉っぱがありますが、そこまで多く食べられたわけではなさそうです。言われなければほとんど虫食いに気づかないほどです。
私が虫食いよりも気になったのは、後ろで水やりをしている方々がいることです。
実はモリンガの生命力をもってすれば、水やりをしなくても育つ(と思う)のです。実際にカンボジアでモリンガの木のある家に住んでいる方とお話したことがありますが、「モリンガは勝手に生えてた」と言っていました😂笑
だから私はてっきり、Sさん一家はモリンガの管理という管理はしていないのかな?と思い込んでいました。いい意味で、その考えを裏切ってくれていたことが分かり、ほっとしました☺
こちらの写真からも、しっかり面倒をみてくれている様子が分かります。ありがとう!少年よ・・・!
改めてSさんに確認をしてみると、現在植えているモリンガの本数は約60本とのことです。
この調子だとあと数カ月後には第一回の収穫を行えそうですね。その報告ができる日が来ることを楽しみにしております☺
今月の気づき(まとめ)
これまでは毎月植林状況の報告をして記事としては終わっていたのですが、今後はそこから「今月の気づき」を記録していこうと思います。
- モリンガを植える意義が現地の方に伝わっているのか不安・・・
- 虫食いの状況が深刻なら農薬を使うべきなのか?
- これからカンボジアは本格的に乾期に突入するが、特別何か対策が必要ではないのだろうか?
- サポーターの方にもっと還元できることがあるのではないか?
まだまだ分からないことも多いですが、CEE TREEメンバーや現地の方々と協力してよりよい環境でモリンガを育てていきたいと思います☺
<ちょっと余談☟>
これは私個人の意見ですが、どれだけ虫にモリンガを食べられても農薬は使って欲しくありません。それは生物多様性の破壊につながる可能性があるためです。この考えにはある本が大きく影響しています。
それはレイチェルカーソンの『沈黙の春』です。実はこれは私が環境問題に関心を寄せるようになったきっかけとなった本でもあります。この本では、人間の生み出したDDTなどの薬品がその地域の生物多様性を崩壊させた事例が嫌というほど記されています。当時の人々はその殺虫剤が生物多様性を破壊してしまうことをほとんど知らなかったといいます。もちろん数十年の時が流れ薬品もどんどん改良されているとは思いますが、やはり100%無害な薬品なんてないのではないかと思うのです。この本にもある通り、ある一種のみに作用する薬品なんて存在しませんし、仮に100%無害を謳う薬品があったとしたら、それは農薬としての意義がないことを意味していると思うのです。
『沈黙の春』はとても読み応えのある名著なので、興味のある方はぜひ読んでみてください。その時は私と感想のシェア会をしましょう!笑
では!
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Syncable: https://syncable.biz/associate/moringaz/vision
まずはモリンガ2本の植林で、自分の排出する二酸化炭素を吸収しましょう!
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“モリンガ植林状況(2020年12月)” に対して3件のコメントがあります。