モリンガ植林状況(2021年3月)
こんにちは!この記事では、モリンガ植林の現状について書いていこうと思います。
前回、植林状況の報告をしたのが昨年の12月でしたので、約3か月経過していますね。サポーターの方だけでなく、モリンガという植物を知らない方もぜひ一読ください🙇♂️
前回の植林状況の報告記事はこちらから☟
新しい植林地、チュローン村🌿
Twitterでも先日報告させていただきましたが、新しい植林先が決まりました。
クラチェ州のチュローン村の友人の土地です。場所はこのあたり☟

その友人との関係を簡潔にまとめると、
以前所属していた学生NGO団体で支援をしていた学校で教鞭をとられていた先生で、実家のあるチュローン村の方に戻った後も個人的な付き合いが続いているといった具合です。私がカンボジアに滞在していた際、2カ月に1回くらいのペースで訪れ、ホームステイをさせていただいていました。
この先は、その友人を親しみを込めて「先生」と呼ぶことにします。
先生の土地では主にカシューナッツを育てています。収穫時期になると仲間たちと収穫し、バイヤーに買い取ってもらうそうです。たしか収穫時期は3-4月だったような気がするので、この記事を書いている今も収穫しているかもしれませんね☺

カシューナッツだけでなく、他にもゴムの木や野菜など様々な植物を植えている先生の土地で、約300本のモリンガを植えてもらえるという話です✨
しかし、実のところ雲行きはあまりよくありません。先日先生からこんなメッセージが…

モリンガを植えたいけど、市場に行っても種も苗木も売ってなかったよ~😥
先生のいるチュローン村はいわゆるカンボジアの農村部にあたる地域で、大きな市場がありません。カンボジアの首都プノンペンの大きなマーケットでは、簡単にモリンガの種を見つけることができるのですが、先生の村の市場にはそれがありません。

それなら先生がプノンペンまで買いに行けばいいのでは?という声が聞こえてきそうですが、それも簡単ではありません。
チュローン村からプノンペンまではバンで約4時間、往復すると約8時間もかかってしまいます。時間面だけでなくコスト的な観点からも、結婚し小さな子どもを持つ先生がプノンペンまで行くことは難しいのです。実は、先生はこれまで一度もプノンペンに行ったことがないとか…
私がカンボジアにいれば、もしくはカンボジアに簡単に入国できる国際情勢であれば、明日にでも入国しモリンガの種を届けたいのですが…もどかしいところです😥
プレアビヒア州のあの村は?
昨年の9月頃に50本ほど植林したモリンガはどうなったのでしょうか?

この辺りは最近虫食いの被害が大きいんだ。雨期になるのを待つことにするよ。
Sさんから定期的な報告をいただいているのですが、相変わらず虫に食われる被害が大きいようです。
虫食いについては前回の植林状況の報告記事にも記載しています。
カンボジアが雨期に入るのは5月頃なので、その頃に改めてモリンガを植えてくれるとのことです🌿
早く5月にならないかなぁ…
まとめと学び
モリンガの最大の生育条件は「気温が約20度以上であること」です。
カンボジアは一年中気温の高い国なので、単純に考えればモリンガを一年中生育させることが可能です。
しかし、モリンガの入手が難しいことや虫食いの被害など、外的な要因でなかなか思うようにいかないことが多いなぁと、この半年で痛感しています。
最近はサポーターになってくれる方も増えてきました。応援して下さる方たちのためにも、地球環境のためにも、一日でも早く、そして一本でも多くモリンガを植えたいものです🤔
今は日本からできること、コロナ渦でもできることに凡事徹底の精神でコツコツ取り組んでいきます!
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あなたも地球にやさしいモリンガを植林しませんか?詳細はこちらから☟
Syncable: https://syncable.biz/associate/moringaz/vision
まずはモリンガ2本の植林で、自分の排出する二酸化炭素を吸収しましょう!
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