お金がなければ環境にいい選択をできない

こんにちは!タイトルの通り、「環境にいい選択をするためにはお金が必要だ」というテーマで記事を書きます。
特にデータがあるわけでもなく、完全に私見ですが興味のある方はぜひ一読ください。

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なぜ環境にいい選択はお金がかかるのか?

私が環境にいい選択をするにはお金が必要だと思う理由は、環境保護料金(仮)みたいなお金が追加で必要なイメージがあるからです。私のイメージは以下の画像…

同じモノでも商品Bの方が値段は高い

ほとんど同じ品質・機能のモノでも、環境に配慮しているという理由で値段が高くなっていることがあるのかなと・・・

例えば、大量生産されたTシャツと、環境(労働環境含め)に配慮したTシャツで考えた時、衣服としての肌の露出を防ぐ機能や体温調整の機能はほとんど同じで、大体のTシャツは使えば使うほど首元が緩んでくるため、長く使えても2年ほどだと仮定すると、品質もほぼ同じだといえます。そこで私のような少し意識高い系人間はこう考えます。

できれば地球にも労働環境にも配慮しているモノを買いたいなぁ。そしてそれを長く使いたいなぁ。

しかし、ここで問題が発生します。実は私は学生で、お金がありません😭
環境にいい選択をしたいけど、できるだけ安くお買い物をしたい!という欲張りな一面があります。

もちろん迷います。必要なTシャツは1着です。どちらもを買うことはできません。

商品Aはいわゆる大量生産。もしかしたら作り手の方は貧しい国に住む方で、少ない賃金で搾取されているかもしれない。また、機械を動かすために大量の温室効果ガスが排出されているかもしれない。
一方、商品Bは環境にも配慮して生産された消費者の顔が見えるモノ。間違いなく私が心から買いたいと思っているのはこっち。しかし商品Aと比べるとコストがかかる。

結局、私はそのコストを理由に商品Aに手をのばしました(仮)。心の中ではこう思いながら…

社会人になってお金に余裕が出たら商品Bを買おう…

みなさんはこんな経験をしたことはありませんか?(もしかしたら少数派なのかな😅)

そもそも論として、私のイメージにツッコミを入れたくなる人もいるでしょう。

「環境配慮にかかるお金は生産にかかるコストだ!だから仮に品質が同じモノでも、商品Bの方が高いのは当たり前じゃないか😤」
つまりこういうことです。

環境保護にかかるお金=コスト、追加的な費用を払っているわけではない!

まったくその通りです。今回のように、私たちが環境にいいモノを買うことを考える場合、直接的に環境保全に対して投げ銭をしているわけではなく、あくまで環境に配慮して生産されたモノを購入するということなので、その意味では私のイメージ(2)の方が適切かもしれません。

そもそも微妙なニュアンスの違いなのですが…😅

しかしここで大切なのは、私が環境に配慮したいと思っていても、結果としてコストを重視して商品Aを購入したという事実です。そういった消費行動をとる人が一定数いるのではないかということです。つまり、より環境にいい選択を社会全体に促すのであれば、必死になって情に訴えかけるのではなく、合理的に環境にいいモノを購入するor選択をするようにする必要があるのではないでしょうか?

では、どうやって合理的に環境にいい選択を促すのか?

いくつか方法はあると思います。例えば環境にいいモノにはプロモーションをつけたり、環境によくないモノを売り場から取り払ったり…しかし、最もシンプルなのはやはり値段を他より下げるです。

カンボジアで植林中のモリンガ(中央)

話が逸れますが、私の肌感覚として、本当に環境問題等の国際問題に課題感を持ち、解決に向けて取り組んでいる人はごく一部です。その下に、私のように自分のできる範囲で国際問題の解決にも貢献したいなぁという人たちがいます。さらにその下には、環境問題も国際問題も、正直言って実感がなくてわからない…といった人たちがいます。そしてその人数比はピラミッドのような形になっているのではないかと推測しています。

社会全体として、地球全体として環境にいい選択を促すためには、ピラミッドの最下層の人たちにも環境にいい選択をしてもらう必要があります。上層部のごく少数で盛り上がっていても、社会全体としての消費行動や考え方は変わらないのではなと思うのです。

話を戻します。値段が下がれば需要は上がるというのは経済学でかねてより言われていることです(逆も然りです)。現状として、環境にいいモノ・選択にコストがかかるとしても、そのコストさえ下げられれば自然と環境にいいモノ・選択が社会に普及していくことが予想されます。

まとめ

とりとめのない話になってしましましたが、私の意図することは伝わったでしょうか…?

事の大小は違えど、私のようにコスト重視でモノを選んでしまった経験のある方は多いのではないでしょうか?決してそれが悪いという話ではなく、合理的に環境に配慮した消費行動が取られるような社会になればいいなぁと願っているというだけの話でした☺

ちなみに私たちのようなNGOへの寄付についても同じことが言えます。「寄付した方が環境にはいいんだろうなぁ…でもやめとこうかな」と考える方が大多数なのが現状です。

今後はさらにサポーターの方への還元に力をいれ、読者の皆さんが自然と寄付しようと思える枠組みを作っていけたらなと思います☺

では!

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